田宮雑記

日常の思うことをつらつらと

いってらっしゃい

通勤に使うバスの中。目的のバス停について一斉に人が降り始めた時。若い女性の運転手が、いってらっしゃい、と声をかけ続けていた。

 

普通の運転手は、ありがとうございました。中には、じゃーす、ざしたー、とラフな感じで言う人もいて、完全にこじらせたひとは、ざしゅとぅ、と、よくわからない言語を話している。それが長蛇の列の一人一人にかけられるわけだから、何か良くない呪いをかけられている気持ちになる。

 

 

いってらっしゃい。素敵な言葉だな。

小室哲哉

最近テレビで小室哲哉の曲を聴く回数が増えてるなと思い、通勤時間にいわゆる小室ファミリーのアーティストの音源を聴いてみる。

 

僕にとって唯一人生をかけた趣味と呼べるものは音楽で、そんなに絶対的な熱量を注いでいるわけではないけれど、中学校から見よう見まねで始めて、現在まで飽きずに続いている。

 

特に作曲する、編曲するという作業が好きで、おそらく、『自分の思い描いた通りに全てを最適化する』という欲みたいなところがモチベーションになっている気がする。そのため、そのイメージに対するノイズ、音楽でいうと『手癖』が本当に嫌いで、どんなに省こうとしてもいつも手癖のせいでイメージとは違うところに着地してしまうので、完成した時は少なからずフラストレーションも感じている。

 

こういう価値観で音楽を作っているので、大量にいろんな種類の曲を作れる人にはひどく憧れをもっているし、ただその中にその人の手癖を感じると、少し気持ちが萎えてしまう。

 

ただ、最近になって気付いたのだが、小室哲哉の作る曲に対して、手癖を感じない。とくに、全盛期の頃なんて作詞も同時にこなしていたし、手癖頼りでつくってるんじゃないかと容易に想像できるが、できあがったメロディにはそれを感じない。決まりのコード進行はあるにせよ、妙な癖がない。

 

正直、今聞き直して、何年経っても色あせない綺麗なメロディだなと思う曲なんてほとんどないけど、あの頃はたしかに売れていたんだよな。

 

何故だろう、と思う。

僕の尊敬しているI'VE SOUNDの高瀬さんも。よくよく考えると、癖がない。

 

 

彼らは手癖から逃れられたのか。それとも、手癖を感じにくい手癖をもっているのか。ただ、自分が聞き取れていないだけなのか。

 

 

うらやましい。自分もあんな風に、自分を脱いでしまいたい。

昇格しました

先日会社の昇格試験があったのですが、その結果が本日返ってきました。


結論から言うと、合格していました。いやー、自分の中ではわりとボーダーライン上の出来た感だったので、一安心です。かなり労力を取られる案件なので、来年再びやらなくていいと思うだけで心は薔薇色です。


あんまり詳しいことは書けませんが、一応今回の昇格で、課長クラスになり得る、っていう状態になります。歳もとって家族もできて環境やスキルはステップアップしつつも、心は未だに大学生の延長線上にある感じなので、課長職、という言葉に違和感を感じてしまいます。そんなにおじさんかな?って。まぁ、おじさんなんでしょうね。心技体のズレがハンパないです。



管理職、というと、かなり不得意な分野で。弟気質でずっと育ったので、なかなか後輩を育てるってのが得意じゃないしあまり好きではないんですが。好きでない、得意でない、でもやるしかないっていう状況に追い込まれれば必然的に勉強をはじめてスキル的に秀でることができたという経験がこれまでもちょいちょいあったので、活字を欲しながら、うまく立ち回っていけたらと思っています。



とりあえず。おめでとう。俺。


パフォーマンス

僕は自分がアクセルを踏み続ける方が楽なタイプです。何かに物事がうまくいかないと、更にアクセルを踏み続けてしまう傾向があります。精神的にも肉体的にもそっちの方が過酷ななずなのですが、自分にとっては楽な選択な気がします。


結構その性格をサラリーマン生活にfixさせるのに時間がかかりました。会社を出たら一切仕事のことは考えない運動、みたいなやつを精力的にやってなんとかバランスがとれていたくらいです。

ただ、最近は、サラリーマンは長距離走だなぁと思えるようになりました。短期的にダッシュする力よりも、パフォーマンスを落とすことなく早いペースで走れる技術が重要になっている気がします。会社の同僚からは、短距離走だと否定されましたが。


自分の成長であったり、部下の育成であったり、割と自分が苦手なことを今後主体的にやっていかないといけない年頃になっているので、またこの先現在の答えっぽい何かが変わっていく可能性はあると思いますが、なるべく不明瞭な状態ではなく一般化されたHOW TOにできたらいいのになぁと考えています。

こういうこと。書籍などに一般化されているものなんですかね。

体調不良センサー

体調が悪いです。明らかに悪いです。


最近は今日は体調完璧って日もなくなってきて、今日は体調60点とか昨日から考えると低下傾向にあるから3日後には底をつくなとか、体調の細分化がおこなわれるようになってます。みなさんもきっと、そうなのだろうなと。


ただ今回は、喉の痛みから始まりまして。明らかに風邪です。同じ喉の痛みにしても、あーこれ乾燥した時の喉の痛みで朝飯食ったら治るなーとか、鼻の奥で鼻水がたれてのどにあたってて痛くなってるやつやなーとか、色んなバリエーションがあると思うんですが、今回は明らかに風邪やなーこれ悪くなったらやばいから早めの風邪薬対策を施していたのですが、やばい系の汗ばみ方をしています。はい、風邪です。


とまぁ30数年いきてると、あーだいたいこの体調不良ってここからきてるやつやなーっていう、五感をつかった自己診断ができるようになると思うんですが、ちょうど30くらいになると今まで経験したことのないような体の不調を感じるようになりました。僕の周りでもだいたい同じ歳くらいの人間がそんな感じになっていました。そういえば、昔の上司も30から突然血圧が上がりだしたから気をつけろと言ってました。僕はまだ血圧は大丈夫ですが。


僕の場合はひたすら色んな病院にかかり、過敏性大腸炎とか前立腺炎とか、ストレスからきてます系の診断をうけました。そのおかげで、あーこれストレス系やわーとか、それ以前にこの無意識の体の力み方が続いたらまた同じ症状出るわーとか、それはそれで30代仕様の体調メーターみたいなやつが構築されました。


とまぁそんな感じで、今日は完全に風邪です。明らかな風邪です。何の疑いようもありません。


ただ風邪って、薬飲んでも意外とスカッとは治らないんですよね。特に寝不足だったり根本的に免疫が落ちているときは病院で処方してもらった薬をもってしてもまったく治らなかった記憶があります。


今日は出張先でパワーのあるものを食べて、ひたすら移動中に寝倒して何とか体調を立て直したいと思います。



以上。





はじめまして

はじめまして。田宮です。突然のブログ、はじめました。


元々、SNSは自分の中で趣味の音楽をネット上でやるための日常と非日常の線引きがありまして、なので実際の自分と田宮というアカウントはなるべく切り離すように使い分けをしていました。


ただ最近は段々と仕事や家族へのウェイトがあがってきてしまい、まともに趣味の音楽もやれていない状況だったので、あまり音楽に限定せずに自分を出す場所にしてもいいんじゃないかと思ってですね。まぁ、ブログを書くにいたったわけです。


現在私は30代の中盤くらいで、ネットをはじめたのは中学生くらいでして。なので、割とまわりが始めるよりも前に日記であったりはトライしたことがあるんですが、なかなか続かなくてですね。まぁ、日記あるあるですね。


なので、今回は、最初からちゃんと更新することを目的とせず、色々と思うことがたまって、しかも心技体が揃った時点でしか更新しませんっていうスタンスでいければなと思っています。まぁ、あまり自分の思うことを活字にする機会も減っているので、脳みその整理的な意味合いが強いかもしれませんね。


ということで、次回がいつになるかよくわかりませんが、探り探りやっていこうかと思います。