田宮雑記

日常の思うことをつらつらと

手の届く範囲を幸せに

いろんな手続きの関係で地元に帰ってきてました。

 

地元に戻ることがより具体的に見え始めてから、また少し見え方が変わってきました。あー、ここで生きていくんだなぁ、と。何をしようかなぁ、どんな生活になるかなぁ、どうせなら色んな楽しいことにたくさん顔を出せたらなぁなんて思いながら。

 

インターネットが普及して、より高スピードであらゆることがこなされる世界がきて、それについていかないといけなくて、更にはイノベーションという言葉により高すぎるクオリティーも求められるようになって。それに対応するために回復が追いつかない速度で消耗しながら生きる必要が出てきて。

 

それとともに価値観の変化までやってきちゃったから、企業はもはや働き方改革でリミッター解除するしかなくて。人間が、健康的かつ豊かに生きられるボーダーラインをこえちゃってると思うんですよね。

 

よく自己啓発系書籍コーナーに置かれてるような意識高い系の人たちは、それはそれで1つの正解なんだろうけど、結局のところものすごいスピードや熱量で生きてる分、そうじゃない人たちとは両立できない生き方になっていて、自分がそんな生き方を望んでいるかと明確にそうではなくて。

 

もう少し生活に空白があってほしい。オンオフが明確にあって、オフのところでしっかりとオフになれる生き方がいい。むしろ、オンを充実させるより、オフを充実させることの方が難しいんじゃないかなとさえ思っていて。

 

 

自分の手が届く範囲が人生で、自分の手が届く範囲が幸せであれば一先ず幸せ。上に書いた意識高い系の人たちも、結局そこに行き着いてるように見えるんですよね。ものすごい最先端で生きてる感があって、それはそれで正しいんだろうけど、その最先端の範囲って自分の手が届く範囲じゃんって。

だからまぁ、あえてそんな風に最前線でひたすら放電しながら生きなくても、自分の手の届く範囲の幸せを捉えられてればいいのかなぁって。特に自分は、家族が幸せっていうところが結構自分の幸福値の大きいところを占めているから。今後、親のあらゆる変化に対しても、正しくバトン受けて繋いでいくことは大事だと思ってるし。

 

 

さて。ひとまず今週であらゆることが1つ決着できそうなので、また大きく息を吸い込んで、次のステップにのぞみたいと思います。